名古屋中学校
学校法人 名古屋学院 名古屋中学校
〒461-8676 名古屋市東区砂田橋二丁目1番58号 TEL(052)721-5271
明治20年創立の伝統ある中学校で、卒業生も多い。キリスト教の信仰に基づく自由と独立の精神を受けつぐ教育が行われている。基礎学力に重点を置き、毎週確認テストを実施。近年進学実績も注目に値するほど伸びている。
進学指導のみならずクラブ活動も盛んで、様々な選択ができる体制がある。
入試デ-タ-1:受験倍率
募集人員 | 応募者数 | 受験者数 | 合格者数 | 実質倍率 | |
R5年度 | 240人 | 1475人 | 1431人 | 796人 | 1.80倍 |
R6年度 | 240人 | 1498人 | 1455人 | 813人 | 1.79倍 |
R7年度 | 240人 | 1594人 | 1543人 | 821人 | 1.88倍 |
受験者数:W方式(スカラー+一般) |
入試デ-タ-2:配点・試験時間
国語 | 算数 | 理科 | 社会 | |
配点 | 100点 | 100点 | 50点 | 50点 |
試験時間 | 60分 | 60分 | 40分 | 40分 |
受験デ-タ-3:受験者平均点・合格最低点
国 語 | 算 数 | 理 科 | 社 会 | 4科総合 | 合格最高点 | 合格最低点 | |
R5年度 | 56.9点 | 48.9点 | 26.3点 | 29.4点 | 161.5点 | 非公表 | 157点 |
R6年度 | 63.3点 | 56.7点 | 26.8点 | 33.4点 | 180.2点 | 非公表 | 180点 |
R7年度 | 54.2点 | 48.8点 | 30.5点 | 26.8点 | 160.3点 | 非公表 | 160点 |
配点 | 100点 | 100点 | 50点 | 50点 | 300点 |
令和7年度入試日程
1/6 | 1/11~13 | 1/18 | 1/19 | 1/25・26 | 2/1 | 2/2・8 | |
男子校 | 名古屋 | 東海 南山男子 |
|||||
女子校 | 名古屋女子A 聖霊VAP 名古屋葵大附 |
金城思考力 聖霊VAP |
愛知淑徳 椙山女学園 |
南山女子 | 名古屋葵大附 | ||
共学校 | 星城Ⅰ 大成特 |
名経大市邨B 名経大高蔵 大成専 清林館推・特 |
愛知 名古屋国際グ 愛工大奨学生 名古屋国際A 春日丘Ⅰ |
愛工大一般 名古屋国際B |
大成一般 名経大市邨Ⅱ 名経大高蔵B 春日丘Ⅱ |
滝 星城Ⅱ |
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名古屋中学校の出題傾向
- 算数:傾向と対策
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名古屋中学算数の分野別出題割合は、図形分野が29%で最も多く、次に整数分野が27%で、計算分野の出題も比較的多く15%です。文章題分野25%、割合分野の出題は4%で適度に出題されています。関数分野は1%です。他校に比べると整数分野、計算分野の出題が多く、文章題分野、関数分野が少ないことが特徴です。
図形分野では、「立体の切断」「円の面積」「角度」が多く出題され、次に「多角形の面積」の出題が多い。文章題分野では、「速さ関連の問題」が中心で、次に「食塩水」「場合の数」が出題されますが、他単元はランダムに出題されます。また、以前は関数分野で頻繁に「区分関数」が出題されましたが、近年は隔年の出題になっています。 整数分野では、「規則性」や誘導問題形式の「整数の問題」、割合分野では「割合の応用」が中心です。計算分野では、「□を求める」問題が必ず出題されます。また、近年の傾向としては整数分野等で、文章にそって受験生が未習の内容をその場で理解して解答する誘導問題や特殊な台形などを求める公式などの特徴を問う問題など独特な問題を出題する傾向にあります。
難問も時には出題されますが、気をとられて時間をロスしないように気をつけましょう。出題傾向がはっきりしているので、過去問中心の勉強をしましょう。
なお、詳しくは当会発行の「単元別合格問題集」の問題分析を参照下さい。
- 国語:傾向と対策
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形式的には、毎年長文二題、文法・漢字語句問題という出題傾向は、数年間変わっていません。今後も同様な出題傾向が続くことでしょう。近年、他中学に傾向を合わせて、文章の長さが長くなってきています。長い文字数の記述は多くは出題されませんが、記号選択問題よりも記述問題のウエートが高くなってきています。
内容的には、説明文(論説文)と物語文は必ず出題されており、漢字やことわざなども時々出題されますから漢字語句問題もしっかりと解いておきましょう。以前はローマ字などもよく出題されていましたが、現在は出題されていません。今年は、長字数の記述問題(60字、40字)も出題されています。今後は長い字数の要約(40~80 字)の出題の可能性もあります。記述の対策もしっかりしましょう。
- 理科:傾向と対策
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名古屋中学の理科の出題傾向は地学分野と生物分野の割合が27%で、最も多く出題され、物理分野が26%、化学分野が17%出題されています。他校に比べて地学分野の出題が多く、化学分野が少ないことが特徴です。
物理分野では「てこ・バネ」「光」「回路」「電流・電磁石」の単元がランダムに出題されます。化学分野では「水溶液の中和・金属との反応」「酸素・二酸化炭素」が特に多く出題されます。地学分野では、「太陽と月」「天気・気温」「地層」などが、生物分野では「人の体」が中心に出題され、他単元はランダムに出題されます。
出題傾向がはっきりしているので、出題傾向に合わせた対策が求められる。特に地学分野での太陽・月・地球の動きは、しっかりした原理を理解したい。1題は難問が出題されるが、気にせずできる問題を着実に解きましょう。 合否にはあまり関係しません。詳しくは当会発行の「単元別合格問題集」の問題分析を参照下さい。
- 社会:傾向と対策
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社会では、歴史の1題、地理1題、政治経済1題、国際政治1題が一番多い出題パターンといえます。
大問は1問で、会話形式のリード文から関連する事柄を分野関係なく問う問題形式になっています。その会話内容の多くや設問文章も時事的話題です。
歴史は古代~江戸までの通史の形で出題され、人名や年代順を問う問題も見られますが、基本的な内容が多くなっていますので、基本的な歴史用語と人名をしっかと学習しておくことが必要です。また、例年史料問題が多く出題されています。
地理は自然・地形・人口・環境中心の問題が多くなっています。県名や農産物の生産順などの基本をしっかりと身につけておいてください。なお、教科書改訂などにより、これまでのような難問が出る可能性は少なくなり、時事問題や教科書で取り上げられているテーマを深くほりさげて出題することも予想されます。教科書はすみからすみまでしっかりと勉強しておきましょう。
政治では、日本国憲法・国会・内閣に関する用語をしっかりと書けるようにしておくことが必要です。時事問題も今後出題の可能性が高いので、ぜひとも対策が必要です。(当会出版の「単元別合格問題集・分野別合格問題集 社会地理編、分野別合格問題集 社会歴史・政治編」では、地元中学の過去問題をのせております。また、時事問題の対策は、12月初旬、弊社発売の時事問題を購入されることをお勧め致します。最低限の必要事項がコンパクトにまとまってつくられています。是非ご利用下さい。) また、社会暗記シ-トでは、基本問題の反復練習ができるように工夫されています。是非ご活用ください。