滝中学校
学校法人 滝学園 滝中学校
〒483-8261 江南市大字東野町米野1 TEL(0587)56-2127
滝中学は、東海中・南山女子と並ぶ中部地区の進学校で、東大・京大・国立医学部などの県下有数の実績を誇っています。東海中学などと併願ができるため1500人を越える受験者が受験します。算国が100点満点、理社が50点満点の傾斜配点ですから、滝中を第一志望とする生徒は算国が得意な生徒が有利です。
滝中学を受験されるお子さまをお持ちのご父兄は、以下の情報を参考に来春の合格を勝ち取って下さい。
受験デ-タ-1:応募者数・実質倍率
募集人員 | 応募者数 | 受験者数 | 合格者数 | 実質倍率 | |
2020年度 | 252人 | 1720人 | 1720人 | 650人 | 2.65倍 |
2021年度 | 252人 | 1797人 | 1680人 | 639人 | 2.63倍 |
2022年度 | 252人 | 1868人 | 1744人 | 658人 | 2.65倍 |
受験デ-タ-2:受験者平均点・合格最低点
国 語 | 算 数 | 理 科 | 社 会 | 4科総合 | 合格最高点 | 合格最低点 | ||
2020年度 | 65.5 | 52.2 | 35.4 | 33.3 | 186.5 | 非公開 | 209 | |
2021年度 | 65.2 | 54.0 | 28.5 | 32.4 | 180.1 | 非公開 | 203 | |
2022年度 | 62.6 | 66.3 | 34.6 | 32.7 | 196.1 | 非公開 | 217 |
受験デ-タ-3:配点・試験時間
国 語 | 算 数 | 理 科 | 社 会 | |
配 点 | 100点 | 100点 | 50点 | 50点 |
試験時間 | 50分 | 60分 | 40分 | 40分 |
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滝中学校の出題傾向
- 算数:傾向と対策
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滝中学算数の出題傾向は、図形分野が全体の37%の割合で出題され、文章題分野が31%で、合わせて全体の68%の出題割合です。関数(3%)はほとんど出題されません。計算分野は11%出題されていますが、これは算国が2回テストがあった名残で、1日受験になってからは複雑な計算問題が1題出題されるのみです。整数分野は11%で、平均的な出題割合です。やはり図形分野の出題が多いことが特徴です。
算数に関しては、癖のある表現や問題が出題され、ねばり強く解くことがもとめられます。大問の中の小問すべてが難しいわけではないので、あきらめずにできる問題を確実に解くことが合否の鍵を握る事になります。 文章題分野では「場合の数」や「ジャンルに入らない問題」が毎年出題され、図形分野では「円の問題」「比を使った図形問題」を中心に、「ジャンルに入らない問題」も出題される。 割合分野では「割合の応用」「速さと比」などをチェックしておくと良いでしょう。算数に関しては、滝中の問題をたくさん解いて馴れることが大切です。近年、求め方を記述する問題が出題されているので、日頃から式を記述する習慣をつけましょう。
なお、詳しくは当会発行の「単元別中学入試問題集」の問題分析を参照下さい。 - 国語:傾向と対策
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滝中国語の出題傾向は、物語文と随筆文のウエ-トが高かったのですが、平成10年度より1回受験になった影響もあり、物語文と説明文(論説文)の出題となりました。今後は、説明文は、科学ものが多く出題されているのが特徴です。また、漢字の書き取りが他校より多く出題されていることも注目する点です。 なお、物語文は、どの中学も長文化する傾向があるので、読む時間と問題を解く時間の割合を考えて日頃から練習しておくことも大切です
- 理科:傾向と対策
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滝中理科の出題傾向は、生物分野の割合が36%と圧倒的に多く出題されている。また、物理分野も31%で次に多く、化学分野が20%と比較的少ない。生物分野は、「植物の分類」や「魚の育ち方」、物理分野では、「てこ・バネ」「電流・電磁石」、化学分野では、「水溶液の性質」、地学分野では「太陽と月」などが中心に出題されている。
理科は、生物分野、物理分野も難問が時たま出題されるが、ほとんどの受験生も知らない(解けない)問題なので、できなくても気にすることはない。 他の問題が解ければ、合格ラインに達する。また、図を描く問題が近年出題されるようになった。昨年は「アゲハの幼虫」を描く出題、今年は「モンシロチョウの幼虫の足」を描く問題が出題された。
なお、詳しくは当会発行の「単元別中学入試問題集」の問題分析を参照下さい。 - 社会:傾向と対策
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滝中の社会は、従来歴史の出題割合が高かったのですが、近年は地理分野も多く出題されるようになり、ト-タルでは、現在同じ割合になっています。 漢字指定の問題も多いので、県名、人名、歴史用語など漢字で書けるようにしておくことも大切です。
最近の傾向として、どの学校も教科書に記載されている表・図・地図などが出題される可能性が高いので、教科書を中心とした学習が必要です。