聖霊中学校
学校法人 南山学園 聖霊中学校
〒489-0863 瀬戸市市せいれい町2 TEL(0561)21-3121
聖霊の教育はキリスト教の精神が基礎にあります。毎週1時間の宗教の時間には、聖書の教えを基に人間に対する理解を深めていきます。
英語指導では、全員にきめ細かい指導を行うよう、中1では日本人教師2名による指導、中2から高1までのクラスを2分割したネイティブ外国人講師による英会話授業、高2・高3での少人数グレード別授業を取り入れています。
情操教育では、いたずらに知識だけを詰め込むことをせず、理性と情緒の均衡の取れた人格形成に力を入れています。とりわけ、芸術方面、中でも音楽には力を入れています。授業にはヴァイオリンを取り入れ、人としてのハーモニーの大切さもあわせて学んでいけるよう合唱や合奏を重視しています。
受験デ-タ-1:応募者数・実質倍率
募集人員 | 応募者数 | 受験者数 | 合格者数 | 実質倍率 | |
R5年度 | 200人 | 346人 | 336人 | 241人 | 1.39倍 |
R6年度 | 200人 | 318人 | 311人 | 249人 | 1.25倍 |
R7年度 | 200人 | 249人 | 242人 | 218人 | 1.11倍 |
受験デ-タ-2: 配点・試験時間
国 語 | 算 数 | 理 科 | 社 会 | |
配点 | 100点 | 50点 | 50点 | 50点 |
試験時間 | 45分 | 30分 | 30分 | 30分 |
*志願者数・受験者数・合格者数は、学科選考試験(4科)・VAP選考試験の合算です。 |
受験デ-タ-3:受験者平均点・合格最低点
国 語 | 算 数 | 理 科 | 社 会 | 4科総合 | 合格最低点 | |
R5年度 | 81.3点 | 39.2点 | 40.6点 | 40.2点 | 201.3点 | 216点 |
R6年度 | 72.7点 | 40.7点 | 38.1点 | 38.7点 | 190.2点 | 200点 |
R7年度 | 75.9点 | 40.5点 | 35.8点 | 32.7点 | 184.9点 | 196点 |
令和7年度入試日程
1/6 | 1/11~13 | 1/18 | 1/19 | 1/25・26 | 2/1 | 2/2・8 | |
男子校 | 名古屋 | 東海 南山男子 |
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女子校 | 名古屋女子A 聖霊VAP 名古屋葵大附 |
金城思考力 聖霊VAP |
愛知淑徳 椙山女学園 |
南山女子 | 名古屋葵大附 | ||
共学校 | 星城Ⅰ 大成特 |
名経大市邨B 名経大高蔵 大成専 清林館推・特 |
愛知 名古屋国際グ 愛工大奨学生 名古屋国際A 春日丘Ⅰ |
愛工大一般 名古屋国際B |
大成一般 名経大市邨Ⅱ 名経大高蔵B 春日丘Ⅱ |
滝 星城Ⅱ |
聖霊中学校 おすすめ教材
聖霊中学校の出題傾向
- 算数:傾向と対策
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聖霊中算数の出題形式は、一昨年から30分50点満点になりました。大問1が計算問題で、小数・整数・分数や計算の工夫の問題が4~5問出題されます。大問2は基礎的な整数・割合の問題や平均算・速さの問題が出題されます。大問3は角度・面積、円・体積の図形問題、大問4~6は統計資料・区分関数(グラフ)・規則性の問題が出題されます。
文章題分野では「速さの問題」「場合の数」「食塩水」の出題率が多く、図形分野では「角度」「展開図」「円の問題」「体積」が中心に出題されています。関数分野では「区分関数」「正比例のグラフ」が出題されています。計算分野では基礎的な「計算問題」を確実にとけるようにしておきましょう。また、割合分野は基本的な「割合の3用法」「売買に関する問題」の出題が多くなっています。 また、整数分野では「規則性」や「数列」の問題がよく出題されるので十分学習が必要です。
基本的な問題が多く、その中に標準的な問題が2割ほど含まれています。ですから、計算ミスをしない基礎力が問われることになります。
- 国語:傾向と対策
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毎年長文二題、年によって漢字語句問題もという出題傾向でしたが、近年は長文二題のみとなっていますので、今後も同様な出題傾向が続くことでしょう。漢字は毎年7~8題で15%ぐらいの配点です。その他文法問題はあまり出ていません。おもな出題内容としては、①副詞・接続詞の補充問題 ②指示語の内容 ③主人公の心情 ④語句の意味 など一般的な入試で見られる内容のものが多くなっています。記述もほとんどがぬき出しのめ、それほど記述力は要求されません。多くの私立中学とほぼ同じ形式をとっていますので、受験生にとって解きやすい問題といえるでしょう。
対策としては、まず実際に時間を計って過去問を解いて下さい。自分のまちがえたところを解説を参考に理解して下さい。日にちをおいて2回は練習して下さい。入試ではその学校の出題傾向を知ることが過去問の勉強の目的です。国語の場合は、文章の長さや難しさ、設問数や設問の形式に慣れることが大切です。女子中では、淑徳中・椙山中などの過去問を解くことも練習になるでしょう。
漢字はどの中学でも10~15%程度出題されます。きちんと得点できるように日頃から勉強しておきしょう。当会発行の『女子中漢字語句』では、漢字語句や文法問題などの解き方やトレーニング問題、さらに愛知県下の主要中学校で出題された十数年分の漢字がまとめてある漢字問題集がついています。ぜひとも受験までに学習しておいて下さい。
- 理科:傾向と対策
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理科の出題形式は各分野大問1つずつでしたが、ここ2年は物理分野が2題と多く、化学分野の出題がありません。また、生物分野は総合問題形式で、色々な単元が出題されます。物理分野では「てこ・バネ(滑車)」「ふりこの運動」、化学分野では「水溶液の問題」「溶解」、地学分野では「太陽と月」「流水の働き」が頻繁に出題されています。 生物分野の出題は、「昆虫の生態」や「人と動物の誕生」「植物の働き」が出題されています。比較的物理・地学分野の出題が多いことが特徴といえば特徴です。また、「実験器具」(顕微鏡、ガスバ-ナ-、メスシリンダ-、ピペット)の問題も出題されており、入試前はチェックしたいところです。
今年は「生物総合問題」「地層」「てこ」「密度」「実験器具」が出題され、物理分野2題、地学分野、生物分野、実験分野がそれぞれ1題ずつという出題でした。
- 社会:傾向と対策
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年度によってかなり地理や政治が出題されたりと、ばらつきがある印象です。記述問題も出題されますが、中心は用語を解答する出題方法です。漢字指定にはなっていませんが、知らないとひどい結果になってしまうので、必ず知識としておさえるようにしておきたいです。当会の「暗記シート」等を用いて定着させましょう。社会の過去問としては、金城学院の問題が聖霊の出題傾向に似通っています。練習に使ってみるのも良いのではないでしょうか。また、聖霊でも、時事的話題を利用して入試問題が作られています。「時事問題対策集」は必携です。
地理では特に地形や都道府県の特色をおさえておきましょう。都道府県ごとの統計資料も重要です。歴史では、通史として古代~昭和まで出題されていますが、特に近代・現代史の範囲の戦争に関するところは注意が必要です。その他としては、外交史・人物・歴史資料(写真)に気をつけておきたいです。政治・国際の範囲は時事問題の話題に気をつけましょう。