金城学院中学校
学校法人 金城学院 金城学院中学校
〒461-0011 名古屋市東区白壁三丁目24番地67号 Tel(052)931-0821
金城中は、愛知淑徳中学と並ぶ人気の高い女子中です。南山女子、淑徳中との併願もできるので、志願者数も多く質の高い受験者を確保しています。
また、伝統的に名古屋のNo.1お嬢様学校というブランドイメ-ジが定着しているので、同窓生の父兄より根強い人気があります。高校からの生徒募集がないので、中学からの受験で1発合格をする必要があります。第一志望の諸君はそこを考えて受験生活を悔いのないように過ごしてください。
入学後は大学受験にも力を入れ、外部受験のクラスも充実し、国立大学、有名私立大学の合格者が増加しています。
金城中学を受験されるお子さまをお持ちのご父兄は、以下の情報を参考に来春の合格を勝ち取って下さい。
受験デ-タ-1:応募者数・実質倍率
募集人員 | 応募者数 | 受験者数 | 合格者数 | 実質倍率 | |
R5年度 | 320人 | 869人 | 813人 | 629人 | 1.29倍 |
R6年度 | 320人 | 813人 | 776人 | 610人 | 1.27倍 |
R7年度 | 320人 | 788人 | 743人 | 609人 | 1.22倍 |
受験デ-タ-2: 配点・試験時間
国語 | 算数 | 理科 | 社会 | |
配点 | 100点 | 100点 | 50点 | 50点 |
試験時間 | 50分 | 50分 | 30分 | 30分 |
受験デ-タ-3:受験者平均点・合格最低点
国 語 | 算 数 | 理 科 | 社 会 | 4科総合 | 合格最低点 | 合格最高点 | ||
R5年度 | 62.6点 | 57.4点 | 28.7点 | 30.3点 | 179.0点 | 142点 | 277点 | |
R6年度 | 54.1点 | 56.2点 | 32.9点 | 31.0点 | 174.3点 | 138点 | 273点 | |
R7年度 | 56.7点 | 54.9点 | 33.8点 | 29.0点 | 174.4点 | 124点 | 278点 |
令和7年度入試日程
1/6 | 1/11~13 | 1/18 | 1/19 | 1/25・26 | 2/1 | 2/2・8 | |
男子校 | 名古屋 | 東海 南山男子 |
|||||
女子校 | 名古屋女子A 聖霊VAP 名古屋葵大附 |
金城思考力 聖霊VAP |
愛知淑徳 椙山女学園 |
南山女子 | 名古屋葵大附 | ||
共学校 | 星城Ⅰ 大成特 |
名経大市邨B 名経大高蔵 大成専 清林館推・特 |
愛知 名古屋国際グ 愛工大奨学生 名古屋国際A 春日丘Ⅰ |
愛工大一般 名古屋国際B |
大成一般 名経大市邨Ⅱ 名経大高蔵B 春日丘Ⅱ |
滝 星城Ⅱ |
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金城学院中学校の出題傾向
- 算数:傾向と対策
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金城中算数の出題傾向は、かつては文章題分野と図形分野が同じ割合で出題されていたが、近年は図形分野が38%、文章題分野が27%で、図形分野の出題が多くなっている。その他、計算分野が13%、整数分野が13%、割合分野が6%、関数分野が3%である。図形分野が多く、関数・割合分野が少ないことが特徴である。
文章題分野では「場合の数」が最も多く出題され、「文章題その他」「速さ関連の問題」などが中心に出題されている。図形分野では「角度」「容積・体積」「面積」「展開図」「円の問題」などの出題が多い。割合分野は「比の応用」「割合の三用法」の出題率が高い。整数分野では「分数の性質」「数列」「規則性」をチェックしよう。関数分野では「比例・反比例」の出題が多い。計算分野では「計算の工夫」「単位換算」の出題が多い。近年は問題数が多くなったので、時間配分を第一に気をつけたい。難問も出題されるが、合格点は高くないので、できる問題から手をつけることが合格の鍵である。
なお、過去15年間の入試問題を単元別に編集した「単元別問題集算数」、弱点補強に「あとこれだけ」を是非ご利用ください。
- 国語:傾向と対策
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金城中国語の出題傾向は、物語文と随筆文のウエ-トが高かったのですが、最近は、物語文と説明文(論説文)の2題出題が目立っています。また、詩や短歌俳句の単独出題が姿を消しました。その分物語文の字数が大幅に増えており、設問数も全体として多いため、時間をうまく使わないと全問解くのが大変です。他中学と比べても記述量も多く、漢字・語句文法が必ず出題されています。問題量としては決して少なくありませんが、知識分野のため、確実に得点することが合格につながることでしょう。
対策としては当社の「女子中漢字語句」をおすすめいたします。
- 理科:傾向と対策
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金城中理科の出題傾向としては、物理分野が24%、化学分野が19%、地学分野が19%、生物分野が29%、総合分野が5%出題されています。生物分野が多いですが、各分野がバランスよく出題出題されています。近年の出題形式は3分野が1題、1分野が2題の出題が多かったですが、今年は地学、物理、生物、化学分野がそれぞれ1題ずつの出題でした。
物理分野では「電流・電磁石」「運動」「てこ」、化学分野では「水溶液(中和を含む)」が中心で、生物分野ではランダムに出題される傾向ですが、その中でも「環境」「人の体」が若干多く、地学分野では「天気・気温」が出題の中心で、「星の動き」「太陽と月」も出題されます。
基本問題が多いので、現時点では幅広く基本的な知識習得に力を入れましょう。「女子中理科合格問題集」など利用して力を付けて下さい。また、弱点補強には合格問題集「あとこれだけ」をご利用ください。
- 社会:傾向と対策
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従来は歴史分野のウエートが高い出題が続いていましたが、近年は政治経済・国際政治分野の出題が目立っています。時事的な問題も例年2~3題は出題されます。解答方式は選択(記号)と記述(地名・用語・人名など)がほぼ同数の出題です。問題数はそれほど多くはありません。
地理的分野では、地形図や地図記号に関する出題が頻出となっています。地図記号や地形図の読図は出題が多いので注意を要します。水産業、農産物の生産県、貿易の分野が出題されています。
歴史的分野では、各時代の特徴を問う問題が多くなっています。史料や写真・絵などを利用した問題も多くなっており、「朝鮮通信使」「全国水平社」「防人」など、歴史用語の記述も毎年出題されています。教科書でよいので挿絵などはしっかりと覚えるようにしましょう。特に建築物や絵画などは頻出です。
時事問題も例年1~2題の出題ですが、過去に三権分立・EU・リユース・IAEA・シリアのアサド大統領などの国際社会の時事が出題されています。今後も出題の可能性は高い分野ですので、憲法や国会・内閣の国内ニュース、おもな国際的な事件やニュースについては準備しておく必要があります。