洛南高校付属中学校
学校法人 真言宗京都学園 洛南高校付属中学校
〒601-8478 京都市南区壬生通八条下ル東寺町559 TEL075(672)2661
洛南高校付属中学は、828年空海によって創立された日本最初の私立学校「総芸種智院」が始まりで、昭和37年、弘法大師の建学精神に基づいて洛南高等学校として発足、さらに昭和60年に附属中学を開校した。
校訓である「自己の尊重」「真理の探究」「社会の貢献」を基に、「感受性豊かな心」「豊かな知性」「たくましい体」を育てることを実践項目として掲げ、思いやりと深みのある真の人間教育を行なっている。
受験デ-タ-1:応募者数・実質倍率 (A日程)
募集人員 | 応募者数 | 受験者数 | 合格者数 | 実質倍率 | |
R2年度 | 200人 | 868人 | 784人 | 294人 | 2.7倍 |
R3年度 | 200人 | 881人 | 793人 | 300人 | 2.6倍 |
R4年度 | 200人 | 775人 | 685人 | 290人 | 2.4倍 |
受験デ-タ-2:配点・試験時間
国語 | 算数 | 理科 | 社会 | |
配 点 | 150点 | 150点 | 100点 | 50点 |
試験時間 | 60分 | 70分 | 45分 | 45分 |
* 3科型-400点満点(理100点) 4科型-400点満点(理社各50点) |
受験デ-タ-3:受験者平均点・合格最低点
国 語 | 算 数 | 社 会 | 理 科 | 総合点 | 合格最低点 | 合格最高点 | ||
R2年度 | 3教科 | 96.8点 | 119.2点 | 62.5点 | 278.4点 |
専願 男:236 女:268 併願 281 |
– | |
4教科 | 98.2点 | 110.1点 | 77.2点 | 55.0点 | 278.8点 | |||
R3年度 | 3教科 | 106.8点 | 107.4点 | 77.5点 | 291.7点 |
専願 男:236点 女:276点 併願 295 |
– | |
4教科 | 109.4点 | 95.5点 | 72.3点 | 72.3点 | 280.5点 | |||
R4年度 | 3教科 | 88.6点 | 112.6点 | 73.1点 | 264.2点 |
専願 男:212点 女:238点 併願 271 |
– | |
4教科 | 59.3点 | 93.2点 | 73.1点 | 59.3点 | 264.2点 |
洛南高校付属中学校 おすすめ教材
洛南高校付属中学校の出題傾向
- 算数:傾向と対策
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洛南中学算数の出題傾向は、文章題分野が全体の32%の割合で、図形分野が28%で続く。次に割合分野が19%と他校と比べると比較的多い。計算分野は12%で、大問1の小問2題が出題される。その他、整数分野が8%で、関数分野ほとんど出題されない。特徴としては割合分野の出題が多いことが特徴です。
文章題分野では「場合の数」「旅人算」、図形分野では「容積」「比を使った図形問題」、割合分野では「速さと比」、計算分野では「計算の工夫」計算、整数分野では「数列」の問題が中心に出題されます。
出題傾向に特徴が顕著なので、出題傾向に合わせた対策を立てることが大切です。難しい問題に時間をかけず、着実に標準問題を解くことが合否の分かれ目となります。
なお、詳しくは当出版発行の「単元別中学入試問題集(過去11年)」の問題分析を参照にして下さい。 - 国語:傾向と対策
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問題量が多いので、時間内に効率よく問題を解く必要がある。また、記述させる設問が多いことが特徴である。常日頃から記述に慣れるようにしておくことが対策となる。漢字の書き取り、熟語を作る等の問題もコンスタントに出題されるので、確実に書けるようにしておこう。
選択問題では同じような内容が並べられ迷ってしまうので、読解力が試される。そのため、日頃から長文をポイントを押さえて速読することを勧める。
語句の問題では、熟語の成り立ち、慣用句、四字熟語など、広い範囲から出題されている。これらの問題もチェックしておこう。 - 理科:傾向と対策
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洛南中理科の出題傾向は、生物分野が37%、物理分野が24%、化学分野と地学分野はほぼ同じぐらいで約20%である。生物分野の出題割合が多いことが特徴である。
単元別に見ていくと、生物分野では「魚の育ち方」「昆虫」の出題が多く、物理分野では「てこ・バネ」、化学分野では「水溶液」、地学分野では「地層」「月と太陽」の出題率が多い。物理分野や地学分野は出題単元が特徴的なので、出題傾向に合わせた学習計画が功を奏するのではないか。
物理分野を中心に比較的難しい問題が出題される。特に「てこ・バネ」「天体の問題」の問題などは十分過去問をこなして対策を立てよう。
なお、詳しくは当会発行の「単元別中学入試問題集(過去11年)」の問題分析を参照されたい。 - 社会:傾向と対策
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問題の半分弱は歴史分野で占めている。政治や外交、文化などの問題が多く毎年出題されている。 長い問題文も多く、注意すべきである。細部にわたっての設問もあるので、細かい知識も要求される。
地理分野では、日本の農業や工業についての問題が多い。また、いくつかの県の人口・産業・工業別出荷額等から県を区別させる等の問題が出題される。このような問題は各県の特色を理解することが必要で、常日頃から整理して覚えておくことが必要だ。
公民分野の問題では、憲法・三権分立・国連などの問題はよく出題される。その中には時事問題も含まれており、注意しよう。