高等学校は昭和25年に、中学校は同31年にカトリックの教育修道会ラ・サール会(カトリックラ・サール修道会)によって設立された。
学習面では6か年を通して特色のある教育課程を組むことによって、むだのない効果的な学習が行われる。中学3年間に基礎力を充実させ、高校の課程と有機的に関連させ
て学習効果をあげている。
また、道徳教育では中学の「倫理」、高校の「人間学」で、正しい社会生活のありか たの標準を示し、生徒が神・隣人・自分に対する義務を知る目的で指導している。 |
| 受験デ−タ−1:応募者数・実質倍率 |
|
募集人員 |
応募者数 |
受験者数 |
合格者数 |
実質倍率 |
| 18年度 |
150人 |
722人 |
657人 |
非公開 |
非公開 |
| 19年度 |
150人 |
829人 |
767人 |
非公開 |
非公開 |
| 20年度 |
150人 |
770人 |
719人 |
非公開 |
非公開 |
|
| 受験デ−タ−2:配点・試験時間 |
|
国語 |
算数 |
理科 |
社会 |
| 配 点 |
100点 |
100点 |
50点 |
50点 |
| 試験時間 |
40分 |
50分 |
40分 |
40分 |
|
| 受験デ−タ−3:受験者平均点・合格最低点 |
|
国 語 |
算 数 |
理科 |
社会 |
総合点 |
合格最低点 |
合格最高点 |
| 18年度 |
62.5 |
47.5 |
38.4 |
34.8 |
183 |
192 |
|
| 19年度 |
63.6 |
67.4 |
37.3 |
33.6 |
202 |
213 |
274 |
| 20年度 |
55.5 |
56.9 |
27.6 |
30.1 |
170 |
177 |
274 |
|
| 受験デ−タ−4:入試日程 |
| 08入試日 |
1月27日 |
| 合格発表 |
1月29日 |
| 願書受付 |
1月8日から1月21日 |
| 受験料 |
15,000円 |
|
算数:傾向と対策
ラ・サ−ル中学算数の出題傾向は、図形分野が全体の36%の割合で、次に文章題分野・計算分野が19%、整数分野が17%、割合分野が9%の出題される。
難関校の割に計算分野の割合が多いように思われるが、大問1のうち3題が計算問題である。整数分野の割合も多く、整数分野・計算分野の出題が多く、関数分野はほとんど出題されないことが特徴である。
図形分野では「比を使った図形問題」「図形の移動」「錘の問題」「立体の切断」を中心に出題される。文章題分野では「場合の数」「速さ関連の問題」が中心である。整数分野では「数列」「規則性」の問題が中心で、割合分野では「速さと比」「比の応用」が中心に出題されている。計算分野では「□を求める」問題が1題出題されるのが恒例である。
問題の質は標準的な問題が多いが、「立体の切断」などの空間図形の問題は難問が出題される。時間をかけすぎると解ける問題も解けなくなるので、時間配分を考え、できる問題を優先させる方がよい。比較的出題傾向がはっきりしているので、ラ・サ−ル中を第1志望にする場合は入試直前には出題傾向に合わせた対策が有効である。
なお、当出版発行の「分野別中学入試問題集」は関西地区の難関校の問題を集めており、他の難関校の問題を解くことも力を蓄えるのによい。 |
|
国語:傾向と対策
【出題形式】 平成18年から大問で2題、漢字語句問題1題の3題の出題が続いていま す。長文では、説明文と物語(随筆)文がそれぞれ1題出題されます。文の長さはそれ ほど長くはありません。記述は80字程度が2〜3題必ず出題されています。 ▼ また、 漢字の読み書きは必ず10問出題されます。単独で出題される漢字語句問題は やや難しいものが出題されます。(配点は10〜15%程度)
▼【難易度】 大問2題の出題で、問題文の長さもそれほど長くはありません。読解とい う点では、難解さはありませんが、記述量については多く、やや難解といえます。要旨 や内容についての記述が多く、平成20年入試では、説明文がやや内容が難しかったの に加え、記号問題は3題程度で残りは記述となっています。このため例年よりやや難易 度が高くなっています。単独出題の熟語問題もレベルの高い問題といえます。
▼【対策】 過去問題を解くことが近道です。問題形式や出題傾向は平成18年からも大 きく変わっていません。(記述問題が増える傾向にはあり)説明文が1番に来ることが 予想されますが、時間を使いすぎると後半の物語文(随筆文)に時間がかけられません。 漢字の書き取り・単独出題の漢字語句問題などは確実に得点できるように練習を積んで おく必要があります。記述対策としては、長字数(80字〜100字)の要約を練習し ておくとよいでしょう。 |
|
理科:傾向と対策
ラ・サ−ル中理科の出題傾向は、物理分野が30%、地学分野が24%、化学分野が21%、生物分野が19%、総合問題が6%である。他の難関校と比べて、地学分野の出題が多く、生物分野の出題が少ないことが特徴である。
単元別に見ていくと、物理分野では学校で習わない「力学の問題」等の問題が中心で、地学分野では「太陽と月」「天気気温」が中心で、「総合問題」形式での出題も多い。生物分野はランダムに出題がなされている。化学分野では「水溶液の性質」「中和」の問題が中心である。
理科の問題は日頃の学習の範囲を超えた問題が出題される。条件は受験生皆同じであるが、想像力を日頃から鍛えておくことも必要である。 |
|
社会:傾向と対策
【出題形式】 地理分野1題・歴史分野1題・政治(地理・歴史総合)2題の出題が一般的です。平成20年では、さらに時事問題(世界の指導者)が1題、地理・歴史・政治の融合問題が多くなっています。設問形式では、地理では地名を書かせる問題が多く、歴史は年代順がよく問われます。 新傾向としては歴史で事件の結果を述べる自由記述が出題されています。
【難易度】 基礎学力を問う問題が中心ですが、地理での記述や歴史の年代順などに一部難問がみられます。政治(時事問題)では、難問が多く出題されています。正誤問題も多く出題されていますので、正確な知識が必要といえます。試験時間からみて設問が多いため、基礎的な問題は確実に得点できる必要があります。
【対策】 地理分野では、都道府県、重要都市、地理用語など正確に書ける必要があります。歴史では、人名 や事件名などを正確に書けるようにすることが必要です。さらに年代順や事件の原因・結果について正しく理解しておく必要があります。(記述問題が予想されます。) 政治分野では、時事問題を中心に世界地理について学習しておくことが必要です。今後も総合問題としてウエートが高くなる傾向があります。 |
|
|