昭和3年開校、昭和22年学制改革により灘中学校になる。
全国屈指の進学校であるが、運動を奨励し、強靱な体力と明朗潤達なスポ−ツマンシップ育成する方針を持つ。これは創立時顧問であった講道館館長嘉納治五郎の影響が大きかったといえる。また、自主性を重んじ自分の行動に責任を持つ自律性が求められるリベラルな面も兼ね備えている。
6年間一貫教育で先生も生徒と共に持ち上がる制度をとっている。 |
| 受験デ−タ−1:応募者数・実質倍率 |
|
募集人員 |
応募者数 |
受験者数 |
合格者数 |
実質倍率 |
| 19年度 |
180人 |
580人 |
560人 |
206人 |
2.7倍 |
| 20年度 |
180人 |
568人 |
553人 |
212人 |
2.6倍 |
| 21年度 |
180人 |
583人 |
568人 |
210人 |
2.7倍 |
|
| 受験デ−タ−2:配点・試験時間 |
|
|
国語 |
算数 |
理科 |
| 1日 |
配 点 |
80点 |
100点 |
100点 |
| 試験時間 |
40分 |
50分 |
50分 |
| 2日 |
配 点 |
120点 |
100点 |
|
| 試験時間 |
70分 |
60分 |
|
|
| 受験デ−タ−3:受験者平均点・合格最低点 |
|
|
国 語 |
算 数 |
理 科 |
総合点 |
合格最低点 |
合格最高点 |
| 19年度 |
4教科 |
121.0点 |
118.2点 |
67.6点 |
306.8点 |
329点 |
431点 |
| 20年度 |
4教科 |
123.8点 |
125.1点 |
60.2点 |
309.0点 |
323点 |
429点 |
| 21年度 |
4教科 |
124.1点 |
94.5点 |
47.4点 |
265.9点 |
285点 |
394点 |
|
| 受験デ−タ−4:入試日程 |
| 08入試 |
1月19日20日 |
| 合格発表 |
1月21日 |
| 願書受付 |
12月25日から1月9日 |
| 受験料 |
20,000円 |
|
算数:傾向と対策
灘中学算数の出題傾向は、図形分野が全体の42%の割合で、圧倒的に多く出題されている。次に文章題分野が29%で、この2分野で全体の71%を占める。その他整数分野13%、計算分野8%、割合分野7%である。関数分野はほとんど出題されていない。
図形分野では「比を使った図形問題」「図形の移動」「錘の問題」を中心に出題される。文章題分野では「場合の数」の出題が圧倒的に多く、「速さ関係」の問題が続く。あとの単元はランダムに出題される。整数分野では「規則性」の問題が中心で、割合分野では「速さと比」「比の応用」が中心に出題されている。計算分野では「□を求める」問題が1題出題されるのが恒例である。
1日目の問題数が多く、近年問題数を減らしたが13題出題されるので、時間配分に気をつけることが必要である。1日目の問題が簡単とは限らないので、まず確実に解けそうな問題から確実に取り組むことである。難問に時間をかけないことが合否の分かれ目となる。
なお、当出版発行の「分野別中学入試問題集」等を利用し、他の難関校の問題を解くことも力を蓄えるのによい。 |
|
国語:傾向と対策
例年形式は一定しています。
1日目…長文1題(説明文・随筆文)、年によって俳句か短歌、漢字・語句・文法問題
2日目…長文2題(物語・随筆・説明文から2題)、自由詩1題
1日目は、漢字・語句の知識が多く問われる内容ですが、確実に点数がとれる問題が多くなっています。2日目は、逆に記述問題が中心となっています。文章は長字数でもなく、難解な文章も出されませんが、長文2題に長めの自由詩1題は決して分量として少なくありません。設問数も多いため、内容をおさえた上で、きちんと答案を作成する力が求められているといえます。1日目が80点満点、2日目が120点満点ですが、合格するためには60%以上は必要ですので、1日目にいかに高得点できるかが勝負となってきます。
対策としては、まず漢字力をつけること。書き取り以外にも、熟語に関する知識、慣用句、 四字熟語など語句についてのかなり高度な知識が要求されます。平成19年度は外来語の知識を問う問題が出題されるなど、さまざまな知識が問われますので、日頃から言葉に対して知識をつけるために新聞などを読むことも効果があるでしょう。
記述対策としては、過去問を解くことはもちろんですが、記述の多い入試問題を多く解き 、要求されている内容に合った答案が書けるような練習が必要です。とくに灘中で求めらているのは、本文中の内容をいかに理解して答案が書けているかについてですから、段落ごとの要約などの練習が効果があります。 |
|
理科:傾向と対策
灘中理科の出題傾向は、物理分野が36%、生物分野が26%、化学分野が23%、地学分野が15%である。物理分野の出題割合が多いことが特徴である。
単元別に見ていくと、物理分野では「てこ・バネ」、「光」「音」など、生物分野では「季節と生物」「昆虫」が多く、化学分野では「水溶液関連の問題(金属との反応・中和)」、地学分野では「太陽と月」の出題率が多い。
物理分野では「てこ」を学習の中心に、「波」など学習していない単元も出題されるので、他校の物理系問題もあたっておくと良い。生物分野では統計や資料から類推する問題が中心で基本的な知識を超えた分析力を要求される。化学分野では中和・「金属との反応」の計算問題が中心に出題されるので、十分学習しておきたい。地学分野では天体の基本的な動きを確認し、灘中の過去問以外にも他校の問題も積極的に解くようにすると良い。 当社の分野別問題集(物理・化学・生物・地学)を是非利用されたい。 |
|
|